イージュエリー代表の長澤です。
「苦しくなった時にパワーを貰えるお守りジュエリーを作りたい」
トライアスロンのエリート選手から依頼があった前回[Vol.3]のつづき。
「True to Myself/自分らしく」
リングに刻む言葉が決まり、次は文字のフォント選び。
数えきれないほどのレタードジュエリーをデザインしてきたイージュエリー。
無数にあるどんなフォントでも制作出来てしまうので、逆に選ぶのが大変でもあり。
そこでこれまで使ってきた中から、True to Myselfから「T」と「M」の大文字にフォーカスして数パターンデザインすることに。
デザイン画を送り「Dデザイン」に決定。
次はリングの幅とフチのラインをどのくらいの高さにするか。
Tiffanyのアトラスリングのイメージを参考に数パターンの新たなデザイン画を作ります。
デザイン画だけではイメージしにくいので、もう1度打ち合わせすることに。
サンプルのリングで、幅だけではなく地金の厚みの感触も確かめながらアレコレと。
最終的にリング幅8ミリ、フチ高さ1ミリ、地金シルバー925、厚み1ミリ、左手親指のリングサイズも測りデザインが決まりました。
ここからいよいよ制作に入ります。そこにもさまざまな工程がありますが、書き出すと長くなるので割愛。
仕上げ前の状態まで出来上がりました。
あとは仕上げのプロ職人にバトンタッチ、表面の仕上げをして丸いリングに加工します。
さあ、どんなリングに出来上がるでしょう。完成したリングのお披露目は次回に。